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和食中心こそ脳力アップの素

能力開発について

和食中心こそ脳力アップの素

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イギリスの栄養学者、マイケル・クロフォード氏が「日本の子どもの知能指数が高いのは魚を多く食べているからだ」と発表したのは1990年代半ばのことでした。それ以来、本マグロやヤツメウナギ、サバ、天然のブリ、サンマ、サワラ、マイワシなどの青魚の脂身に多く含まれているDHA(ドコサヘキサエン酸)が「頭をよくする物質」として注目を集めるようになりました。

脳の毛細血管のなかには血液脳関門という、箱根の関所のようなものがあります。血液脳関門は脳にとって必要な物質か否かを判断するところで、神経伝達物質であるドーパミンでさえ、体外から投与した場合にはそこではねられてしまいます。ところがDHAだけは血液脳関門をスムーズに通り抜けてしまうのです。これは、脳にとって不可欠な物質だから積極的に摂取しなければならないことを意味しています。

脳の働きをよくするためには、神経細胞のシナプスの働きをよくする必要があります。そこで活躍するのが神経細胞のつなぎめの特殊構造であるシナプス間の情報の橋渡し役である神経伝達物質です。この神経伝達物質の成分は、アスパラギン酸やガンマ・アミノ酸、グリシン、グルタミン酸などです。この神経伝達物質の分泌を高めれば高めるほど、脳の働きはよくなるわけです。

神経伝達物質の成分が多く含まれているのが貝類や海藻類です。従って、脳の働きをよくするには、毎日、貝類(アサリやシジミ等)や海藻類のみそ汁を摂取することを心がけたいものです。食生活が西欧化し、食事の形態も多様化していますが、ふだん私たちが家庭で食する日本食には脳の働きをよくする食品がたくさんあります。脳を健康に保つためにも、いま一度、和食を見直してはいかがでしょうか。

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